2学期期末試験で満点が誕生しました!

2学期期末試験の結果が各学校から順次返却され、教室にも報告が集まってきています。今回の期末は全体的に大きな乱れがなく、普段の学習状況が比較的そのまま結果に表れた印象です。主要5教科の基礎問題では、多くの学年で正答率が安定しており、基礎知識の定着が進んでいることを確認できました。

一方で、資料の読み取りや記述式の問題など、単純な暗記では対応しづらい問題では依然として差がつきやすく、学年を問わず継続的な強化が必要だと感じています。

今回の期末では、複数教科で満点が確認されました。特に2年生の理科と3年生の数学で100点が出ており、基礎事項の整理と活用がうまく機能した結果だと考えられます。学年全体として、単元ごとの理解が安定しつつある点も、今後の学習においてプラスの材料となります。

一方で、1年生については早い段階での基盤づくりが明確に課題として浮かび上がりました。特に大きいのは「文章題の読み取り」と「状況をイメージする力」です。
文章を丁寧に読み取り、問題の意図を把握する力が十分でないため、内容自体は理解できていても設問に対応しきれないケースが見られました。また、図・場面・数量の関係を頭の中で組み立てる力が弱く、想像が追いつかないまま解こうとして手が止まる傾向があります。これらは学習習慣や経験値とも関連しているため、今後は段階的なトレーニングを通じて基礎の底上げを図る必要があります。

期末試験が終わり、3年生は受験に向けて、1・2年生は学年末考査へ向けた準備が始まる時期に入ります。今回の結果を踏まえ、必要な補強を行いながら次の試験に向けて取り組みを進めていきます。教室としても、生徒が安定して学習できる環境を引き続き整え、日々の学びを支えてまいります。

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